カンボジアリバーサイド応援隊 2

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貧しい理由



お気に入りのAちゃんは、田舎のおばあちゃんが、

プノンペンの病院に転院して来まして、お金の要る事ばかりです。お金が無いので、私が多少の援助をしております。じゃあ何故?Aちゃんファミリーは、そんなにお金が無いのでしょうか。


実際に、Aちゃんファミリーの収支状況を、検証して見ましょうか。

ファミリーは、両親と子供5人です。

カンボジアでは、普通の家族構成です。

お父さんは、プノンペンでガードマンをしており、お母さんは田舎に居てる様です。

親戚と一緒に、農業をしているみたいです。


長女24歳は、リバーサイドで勤務しております。

日本人彼氏から、多額の援助を受けております。

長男22歳は、プノンペンでツクツクドライバーをしております。Aちゃんは、3番目で今現在、無職です。後、妹、弟は、田舎でまだ学生です。


Aちゃんのお父さんのガードマンや、お兄ちゃんのツクツクドライバーと言う職種は、どちらも、カンボジアに於ける、最低レベルの職業になります。

何故最低レベルか?と言いますと、普通の会社に働けない男性陣が、最後にたどり着く職種です。


私がカンボジアに来ました頃は、ガードマンは、非常に地位が低く、24時間勤務が普通でした。

何故24時間かと、言うと24時間働かないと、給料が貰えない、と言うレベルです。


例えば、昼は電気屋さんの警備を行い、晩は酒場の警備をすると、言う具合です。

しかし、元々がええ加減ですから、直ぐに辞めます。今は、12時間勤務に、なった様です。


ツクツクは、小型になりました。

小型のツクツクは、携帯のアプリで、呼べる様になり、需要が増えました。しかし、自由業です。

働きたい時に働き、休みたい時は休みます。


お父さんは、給料は$170と言います。

ここから、田舎にいる奥さんに、仕送りをして、自分の生活をしなくては,なりません。


お兄ちゃんの収入は、分かりませんが、この間、従兄弟と、一緒に中古のツクツクを、$1,800で買いましたので、借金返済に追われているでしょう。奥さんも、働いている様ですが、奥さんが働かないと、生活出来ないでしょうね。


Aちゃんファミリーの、男性陣は、自分の生活で、手一杯でしょう。余裕など、有りません。

Aちゃんは無職、お姉ちゃんは、リバーサイドで働いてます。給料は、$200ですが休みが多く、

先月は、たった$10でした。

Aちゃんも、休みがちで、先月は$70でした。


Aちゃんも、お姉ちゃんも給料だけでは、足りません。そう考えますと、Aちゃんファミリーは、4人が働いておりますが、蓄えが出来る暮らしでは、無いですね。


まともに給料が有るのは、お父さんの$170だけです。後の3人は、不確かな収入です。

これでは、問題が有った時に、対処するどころか、普段の生活にも、困るレベルですね。